今回も前回に引き続き、メジャーリーグの話題をお届けしたいと思います。 と言いましても、今回の話題は 「今さらこんな話題を出して、どないするんじゃい」 とでも言いたくなるような、めちゃくちゃ古い話題です。
でも、以前から気になっていたので、これを機会に、少し触れてみたいと思い、筆をとりました。 ★ 皆さんは、2004年のメジャーリーグで、最も話題を独占した出来事と言えば、当然、覚えておられますよね。 そうです、シアトル・マリナーズのイチロー選手が、262本という安打数の年間記録を更新するという話題です。 それまでの、年間安打数の記録と言えば、ジョージ・シスラーの持つ257安打でした。 イチロー選手は、それを5本も上回る数字で、見事、年間安打数のメジャーリーグ記録を更新したのでありました。 そんなイチロー選手の生年月日は、1974年10月22日生まれ。 そして、1893年3月24日生まれのジョージ・シスラーが、ミズーリ州のリッチモンドハイツで逝去した日というのが、1973年3月26日ということです。 そう、イチローがこの世に生を受けたのは、あのジョージ・シスラーが亡くなってから、ちょうど7ヶ月後のこととなるわけです。 この二人の命日と誕生日があまりにも近いことから、一部のマニアの間からは、 「イチローはジョージ・シスラーの生まれ変わりではないか」 という説も流れておりました。 シスラーは、自分が亡くなった後、再び自分の記録を抜くために、イチローとなって、この世に生を受けたのではないか。 このような説が、とあるテレビ番組がきっかけで、ひそひそとマニアの間で流れていたのです。 ★ 私は、どちらかというと、霊魂やら生まれ変わりというのを信じる方なので、このイチロー=シスラー説も、これが本当だったら、とてもロマンのある話だなと、つくづくそう思ってしまいました。 しかし、私が、この説でとても興味が惹かれるのは、何故、シスラーはイチローとして生まれ変わったのか、ということです。 本当なら、アメリカ人であるジョージ・シスラーがメジャーリーガーとして生まれ変わるのであれば、断然、アメリカ人であったほうがよいわけです。 ところが、シスラーが生まれ変わってきたのは、メジャーリーグの本場であるアメリカの国民ではなく、日本という極東の小さな島国の人間として生まれ変わってきております。 実は、この事実こそ、ジョージ・シスラーに存在する、とあるエピソードと深く関係しているのではないかと、つくづくそう感じるわけであります。 ★ ジョージ・シスラーが活躍していた、1910年代から1920年代のメジャーリーグというのは、黒人選手の参加が認められていない時代でした。 そんなかな、黒人選手の参加が認められたころというのは、ジョージ・シスラーが引退後の1947年ごろだそうです。 ちょうどその年、黒人選手第一号となったジャッキー・ロビンソンという選手が、ブルックリン・ドジャーズ(現LAドジャーズ)よりデビューを果たしております。 何を隠そう、このジャッキー・ロビンソン選手のメジャーリーグデビューに一役買ったのが、すでに現役を退いていたジョージ・シスラーだったのです。 シスラーは現役を引退後、ドジャーズのスカウトとして、新人選手の発掘に精を出します。 その時に彼が見出したのが、このジャッキー・ロビンソンだったのです。 当時のメジャーリーグといえば、ほとんどが白人選手。 そんな時期、黒人という人種は、メジャーリーグにとっては、発展途上の人種であり、未開の地ともいうべく人種でした。 それが、今日のように、黒人選手が白人と混じってメジャーリーグで活躍できるような礎を築き上げた一人が、このジョージ・シスラーだった、ということになります。 そんなジョージ・シスラーが、本当にイチローに生まれ変わっていたとするなら、はたしてどうなるか。 黒人の参加が認められていなかったメジャーリーグに、黒人の市民権を与えたジョージ・シスラーが、イチローとして生まれ変わってメジャーリーグで大活躍することにより、今度はアジア人や東洋人にメジャーリーグの市民権を与えることになるのです。 これって、すごいことですよね。 もし本当に、イチローがジョージ・シスラーの生まれ変わりだったとしたなら、神様は、イチローとジョージ・シスラーという二人の肉体を使って、ありとあらゆる人種にメジャーリーグを楽しんでもらおうとしているのではないか、と、そんな気がしてしまいます。 ★ さて、今回は、生まれ変わりをテーマにしましたから、これからご紹介するアーティストも、それに関係のあるアーティストです。 以前、イケメン俳優として人気が高かった押尾学が、ロック歌手としてデビューを果たしたころ、とある歌番組で 「オレは、カート・コバーンの生まれ変わりかと思った」 と発言して、ファンの間から、思いっきりヒンシュクを買いまくっておりました。 ちなみに、このカート・コバーンという人は、1994年にピストル自殺により命を落としておりますが、彼の死後、今なおも、ロック界のカリスマとしてファンから絶大なる支持を集めております。 そんな彼の生まれ変わりだ、などと思いあがっているようなやつは、当然、ファンの間からも、反感を買うのは当たり前なのであります。 というわけで、今回は、そのカート・コバーンが在籍していたロック・バンド、ニルヴァーナの代表曲をお届けします。 それでは、どうぞ
テーマ:MLB - ジャンル:スポーツ
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