おいおい、三十路を越えた女が、今さら「ハイスクール」はねぇだろ。
などと、当時の私は思わず突っ込みを入れたくなりそうな曲でした。
そんな私の思いが通じたのでしょうか、今では、この曲のタイトルは、原題をそのままカナ表記した『
ガール・ジャスト・ワナ・ハブ・ファン』に変更されているようです。
ただ、曲のタイトルの覚えやすさからすれば、『ハイスクール・・・』のほうが良かったのかな。
それにしても、30代を超えた彼女が、大胆にも
「女の子だって楽しみたいのよ(Girls Just Want to Have Fun)」
と、キャピキャピ声で歌っているわけですから、当時のアメリカ人たちにしてみれば「聞いている、こっちが恥ずかしくなる」ような気分になったかもしれませんね。
そんな
シンディ・ローパーではありますが、その実力はかなりのもの。
彼女の独特の高音ボイスがとても強烈で、この曲を初めて聞いた時などは、サビの部分だけが、私の頭の中をグルグルと駆け回ったこともありました。
4オクターブの音域をもつといわれていた彼女は、もしかしたら、現在の広瀬香美あたりに影響を与えたかもしれませんね。
かつては、その独特の声質とキャラクターから「マドンナのライバル」とまで言われた彼女ですが、いまでは、すっかりマドンナに大きく水をあけられているような形になってしまいました。
個人的には、
シンディ・ローパーのほうが好きなのですが・・・。